平成16年6月23日

                               広島市社会局保健部
                                  食品保健課長

              野生肉の危険性等について




 拝復、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 日頃から、本市行政につきまして、ご高配を賜わり、厚くお礼を申し上げます。

 さて、この度、市民相談センターにお寄せいただいたご質問につきまして

 以下のとおりご回答いたします。ご高覧いただければ幸いです。

 野生肉を生食することの危険性については、従来から指摘されています。

 平成15年8月、兵庫県で野生肉の生食を原因とするE型肝炎が発生したことを受け

 厚生労働省では「E型肝炎Q&A」を作成し、ホームページへの掲載や関係機関への

 通知等により、広く国民に周知を図っております。

 本市もこの通知を受け、食中毒予防情報センターニュース(2003.9号)を作成し

 広島市ホームページに掲載する他、FAX、eメール等により、市民、関係営業者、

 関係機関に広く情報提供を行い、注意を呼びかけております。

 今後とも、ホームページ等を活用し、食品の安全に関する情報を積極的に

 提供していきたいと考えております。




 なお、イノシシ肉の処理販売については、食品衛生法に定める食肉処理業の

 営業許可が必要であり、これらの行為を行う場合は営業許可を取得するよう

 指導いたします。