学習化放獣(2) 2004/Oct/17(Sun)
日本の場合は、事件が発生した現場近くで発見された個体を 処分しています。

こちら(※リンク切れ)
(前書きに続く第二段落)
>「クマが出た。なら、すぐ殺せという反応をしがちですよね。でも、クマは br>>ナワバリを持たない獣なんです。ある餌場をピンポイントで叩くと、本当は
>悪さをしていないのに、たまたまそこ に来た無実のクマを殺すことにも
>なりかねません。
こちら
(2003/06/12付けのすぐ下。わりと上段で岩手県遠 野市の事例が記されているあたり)
>さて、クマ被害で最も問題になるのが「人身被害」です。特に死亡事故が< br>発生してしまうと、クマ駆除の圧力が強くなり、加害クマの科学的な特定
>(食痕や排泄物、体毛からDNA を抽出し、加害クマを特定することは可能)をする
>ことなく、無差別にクマを殺す傾向があります。その結果、人を 襲ったクマ
>(加害者/真犯人)は捕り逃し、無実の罪で捕獲された多数の容疑者のクマ
>が、裁判も掛けられず にえん罪のまま死刑されてしまうという、悲惨な
>構図となります。

古色蒼然たるニホンツキノワグマ政策 の帰結が九州での絶滅、四国での実質絶滅、中国山地・紀伊半島等での激減でありましょう。
また、熊の胆目当て (駆除や一般狩猟も然り)での密猟の横行も憂慮すべき事態ですね。
こちら(密猟記事等)
こちら
>特にクマ類の保護管理の議論の中で、熊の胆を目的とした違法 な箱罠が岐阜
>県や新潟県など中部・北陸地方などに数多く設置され、犯罪組織が関与し
>ている問題や、韓国への違法な熊の胆の持ち出しが横行し ている問題、法制
>化された「特定鳥獣保護管理計画」の効果に対する疑問点など様々な問題が、
>参加者から指摘されました。






当欄は拙ブログ中クマの無差別駆除と相互にリンクしています。